年輩も共感するギター弾き藤原さくら
あのドラマを見ていなかったら彼女の音楽に触れていなかった。中々良いのである。女子のギター弾きソングライターは沢山いるが彼女のカテゴリーはそこではないような気がする。忌野清志郎が訳詞した「500マイル」を切なく自分の解釈の仕方でカヴァーしてポロりとした。「赤」「これから」の楽曲も良い。自作英語詞の「1995」などは中々のフィンガーピッキングでさらりと歌っている。玄人ギター弾きさんにはまだまだと映るかもしれないが、彼女は”年輩も共感するギター弾き”なのである。メディアで見る彼女が人々にはどう映ってるかは分からないが、そこに彼女の本質があるような気がしてならない。
彼女がもう少し歳を重ね、小さなLive・Barで出会ったならば「”1995”を弾いて」とお願いするだろう。
おまけ、時間があったら聴いてね!
ちょっと大人ぶるなら柳ジョージ
兄貴とは4つ歳が離れている、仲が悪いということもないが仲が良いということもない。針の穴を通すくらいの共通点を見つけるとしたら音楽を聴くことになるのだろう。実際兄貴が買ってきたレコードを僕はよく聴いていた。兄貴の口癖ときたら「聴いてもいいけどキズつけるなよ」だが、「どうだ?いいだろう?」ともよく聞いてきてくれた。そんな兄貴は大学生で、大学では何かしらの音楽同好会入っていたらしく、そんな仲間と”柳ジョージ&レイニーウッド」のコンサートを見に行くことになってたらしい。
ある日、兄貴から「チケットが1枚余ってるんだけど行くか?」と誘われた。僕は高校バスケットを引退し暇を持て余していたので即答した。その日のうちに大学生に舐められないように出来る範囲で大人びた服を購入した。
コンサートが始まる前、兄貴達はロビーでタバコを吸い音楽について話している。僕は当然タバコも吸えず話の輪の中にも入れず、ロービーで戯れる大人たちをキョロキョロ見ていた。
コンサートはしゃがれた歌声とアルコールを飲む人、好きな時にノル人、全然ノルこともなく自分の世界に入っている人と自由に音楽を楽しむ空間になっていた。大人の楽しみ方を目撃した最初だったような気がする。会場に背を向けて歩いてる時、ちょっと大人の気分を味わえた気がした。
だが長い歳月が経ち、”ジョージ”は「”ほめてくれよ、しゃがれた声で 芝生の下で眠っていずに”の歌詞がなぜ芝生の上ではなく下なのか分からないその時の君はまだまだ子供だよ。」と空の上から微笑んでくれた。
住岡梨奈の音楽 もっとみんなに届け!
彼女の音楽は好きだ、自分の中で受け入れることができる音楽だ。
この手の音楽は沢山いるような気がするが何故か彼女の歌は良い。「ステラハウス」に出演してたこともあり、もしかしたらほんの少し色眼鏡で見られてるのかもしれないがアルバムは案外楽曲に富んでいて音楽に真剣に取り組んでいる。ファーストアルバム収録曲の「Hello Yellow!」「THE 意識」なんかは彼女の発想にしかない中々の傑作である。圧倒的なヴォーカル・ギターが上手いと言う訳でもないのだが、もっとたくさんの人に聴いて欲しいアーティストの一人だ。
窓の外を見たら今にも雪が降りそうなどんよりした夜になってきた。こんな夜は彼女の歌声の「ナガレボシ」が聴きたい。
もう浜田省吾の「ラストショー」ごっこはできない。
俺は今一人海岸線を車で走っている。真夜中という事もあり海は見えない、対向車もほとんどない一人では寂しい海岸線だ。彼女に呼び出されて、さっきまで行きつけのバーガーショップで彼女と他愛無い会話をしていた。だが不意を衝くかのように彼女は切り出してきた。
「やっぱり、もうあなたとは会えないわ、別々な道を歩みましょう。あなたはあなたの音楽を大切にして。わたしも平凡な幸せを見つけるから。」
俺は遮るように強い口調で「平凡ってなんだよ? 俺といると楽しくないのか?」
「楽しいわよ、だけど結局二人がたどり着くところは違うのよ。」
「遅かれ早かれ、わたしたちは別々の道を歩くことになるのよ。」
「・・・・」
頭が真っ白になり、他に何を話したかは覚えていない。
真夜中の海岸線をハンドルを握りながら言えることはバックシートにギターを放り投げ、彼女の肩を抱きながら海岸線を走ることはもうないということだ。
彼女と「ラストショー」ごっこはもうできない。
やがてフロントガラスに落ちる雨音が、何も考えられない俺の耳に「仕方ないよ」とつぶやきかけてきた。
セミが鳴く頃にロッドスチュワート
教室の外ではセミが鳴き始めている、そんな季節に彼女は突然僕らの前に現れた。教壇の上から少し恥ずかしそうにハニカミながら僕らに挨拶を始めた。東京から引っ越してきたこと、好きな食べ物のことと当たり障りのない挨拶をしてる途中、誰かが「芸能人では誰が好きなんですか-?」と彼女の挨拶に横やりを入れるように聞いてきた。数秒彼女は考えた後「芸能人ではないけど、私はロックのロッドスチュワートが好きです。」と答えた。教室は??で少し騒めいた。僕を含め教室の連中はロッドスチュワートを知らない。実際、教室にいる女子はベイシティローラーズに首ったけで、男子ときたらほうきを持ってキッスの真似をしているくらいだ。僕も案外音楽通と自負していたが初めて聞く名前だった。
挨拶も終わり先生に案内されて僕の隣の席に座った時の彼女の横顔は、少し年上の手の届かない都会の女の人に感じた。
断捨離 土地を売るVol1
断捨離 土地を売るVol1
断捨離をしようと決めました、まず大きな物から断捨離しようと思い若い時に購入した土地を売却することに決めました。(現在必要ないので)このお話は進行形ですので順次記事にしていこうと考えています。
【電話で相談】初めての経験なので土地売買事業会社に何社か電話してみました、その中で相談に乗ってくれそうな会社を絞って3社選択し訪問することに決めました。
中々縁のない業種なので、大丈夫なのか・うさん臭くはないのか等、当日は不安を胸にドアを叩きました。
【1・2社 会社訪問】「中々今は土地が売れないですよ。」という話が主で、まず現地に行って見てきます。というお話を頂いて未だに連絡がありません。
【3社目 会社訪問】すごく親身にアドバイスをくれてド素人にはとても親切に感じました。以下が要約した内容です。
「いくらで売却したいのですか?」
「評価額がわからないので・・・」
「じゃー付近の売り出し価格を調べてみましょう。」 調べてくれて
「早く売りたいのかどうかで変わってきますが費用額を少し上乗せして、若干安く設定してみてはどうですか?」
「売却できた時の費用はどのくらいかかるのですか?」
「基本的な費用は仲介料だけになりますが、境界線の棒がない場合は1本につきX円頂くなるようになります。 まー4本全部ないということあんまりないんですけどねー。」
初日のやり取りはこんな感じでした。家族会議をしたいので後日またお邪魔するということで初日が終わりました。
みなさんも土地を持て余して方はいると思いますので、これからの記事が少しでもお役に立てればと思います。今日はここまでとなります。では。